クレープのキッチンカー開業、自己資金はいくら必要か【本部が加盟をお断りする基準】
サニーズクレープの本部には、「自己資金がほとんどないのですが、加盟できますか」というご相談が届きます。
正直にお答えすると、自己資金が少ない方の加盟はお断りしています。この記事では、その基準となる金額と理由をお伝えします。
結論:開業には300万円、自己資金は最低200万円
クレープのキッチンカーを始めて、続けていくために必要なお金の目安は300万円です。
- 中古のキッチンカー:150万円
- 加盟金・備品などの初期費用:約50万円
- 運転資金:50万円
- 予備費:50万円
このうち、融資を受ける場合でも最低200万円は自己資金で用意していただきたいと考えています。
初期費用のページでは総額の例を「233万円〜」と紹介していますが、これは開業できる最低ラインです。ここでお伝えする300万円は、開業後に続けられるラインです。
→ 初期費用を見る
なぜ運転資金と予備費が必要なのか
キッチンカーは、開業した月から売上が安定するわけではありません。
- 出店先が決まり、常連のお客様がつくまでには時間がかかります
- 夏(6〜8月)はクレープが売れにくい時期です
- 雨の日は売上が8割ほどに落ちます
- 車両の故障など、予定外の出費もあります
売上が少ない月も、車両の支払い、ロイヤリティ、材料費、そしてご自身の生活費は出ていきます。運転資金と予備費は、この「売上の波」を乗り越えるためのお金です。
融資を受けても、自己資金200万円が必要な理由
「足りない分は融資で」と考える方もいらっしゃいます。融資を使うこと自体は問題ありません。
ただ、ほぼ全額を借りて始めると、開業直後から毎月の返済が始まります。売上が安定していない時期に返済と生活費が重なると、判断を急いで、条件の悪い出店場所でも出てしまうようになります。
売上の目安や経費の内訳は、別の記事でお伝えしています。手元に残るのは売上の3割台です。この中から返済をしていくことを考えると、借入はできるだけ少なくしておく方が安全です。
→ 売上・年収を見る
自己資金が少ない方をお断りしている理由
2007年の創業から、うまくいかずにやめていったお店も見てきました。その多くに共通していたのは、「開業後の資金に余裕がなかった」ことです。
資金に余裕がないと、売れない月に焦り、出店料の高いイベントに無理に出て、さらに赤字を重ねる。こうした流れは、本部の研修やサポートだけでは止められません。
本部としては、加盟していただいたオーナーさんに長く続けてほしいと考えています。だからこそ、資金計画に無理がある場合は、加盟前の段階で正直にお伝えしています。
→ 失敗事例を見る
資金を抑えて始めるには
中古車両を選ぶ
新車の軽トラックは250万円〜、普通車は350万円〜ですが、中古なら150万円〜で始められます。
中古のキッチンカーは、本部代表の滝澤が運営している「キッチンカーの縁結び」でもご紹介しています。状態の良い車両を、他の購入希望の方より先にご紹介できます。
週末だけの営業から始める
今の仕事を続けながら、土日だけ営業する形もあります。高萩店は、月8日の稼働で営業しています。生活費を本業でまかなえる分、開業直後の資金の負担を小さくできます。
まとめ
- クレープのキッチンカー開業には、続けていくための余裕を含めて300万円
- 融資を受ける場合でも、自己資金は最低200万円
- 運転資金と予備費は、売上の波を乗り越えるためのお金
「今は資金が足りないけれど、準備を始めたい」という方からのご相談も受け付けています。資料請求だけでも、お気軽にどうぞ。